secret time
心の奥が悲鳴をあげた
身体中が泣いていた
青空にオレンジ頭は映えるに違いない。
千石清純。
山吹中3年。ラッキーボーイ。オレンジ頭。チャラ男。←
そんな彼のことが好きな理由。
それは、
自分の持つ“弱さ”と正面から向き合い、
乗り越えていく強さに憧れるからかもしれない。
千石にあって、私にもあるもの。
弱さ。克服すべきもの。
千石にあって、私にはないもの。
それに向き合う強さ。乗り越える強さ。
自分の小ささを知らされる。
だからこそ、憧れる。
……カッコイイ。
ってわけで今日は千石の誕生日!!!
私は彼のことが本当に好きです。誰に何と言われようと、大好きです。
好きなテニスキャラを3人挙げろって言われたら
迷わずに跡部、白石、千石って答えられるくらい
がちでこの人が大好きです。
え、一番じゃないのかって?それは……わからないけど。←
そんな清純くんの誕生日なんですけど。
実はっていうかさ、約半年前に結構考察しちゃってるんだよね、彼のこと。
→千石清純という男
だから、ネタが難しくてね。
一週間前から「当日更新してやる!」って考えてたんだけど
全然浮かばないから、もうSSを書くしかないと思うんだ。←
ほんとは夢にしようと思って短編書いたんだけど、授業中に。←
だけどなんか一気に色が変わってしまったのが恐ろしくて
変換ないのになんか甘ったるくなっちゃってて(そういうものだからなんだけどさ)
とりあえず恥ずかしくなってしまったので日の目は見せずに封印しようと思います。www
まあありきたりな千石ネタです。
ありったけの愛をこめて。
千石と、彼の周りの関係はこんな感じだったらいいな。
*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
誰もいない屋上で、1人座り込む。
今日は本当に天気が良くて、なんていうか……そう、絶好のテニス日和。
だけど俺は、テニスをする気分にはどうしてもなれなくて。
南たちには悪いけど、部活をサボってここにやってきた。
はぁ、と小さくついたため息は誰に聞かれることもなく消えていく。
ヘラヘラして、いつも通りアンラッキーという言葉でごまかしてきた1日。
……何してるんだろうな、ほんと。
笑えないくらい本当は、悔しくて情けなくて、行き詰っているのに。
そんなことをぼんやり考えている自分に気づいて、思わず苦笑いがこぼれる。
俺、何こんな悩んでるんだろ?
たかが、…そうだ。たかが、試合に負けただけじゃないか。
「何シケたツラしてんだ」
突然聴こえた声にゆっくりと顔を入口へと向ける。
そこにはいつも通りダルそうな亜久津がいた。
「んー、別にー?」
自分から声をかけたくせに、俺の返事には興味はないようで。
何の反応も見せないまま亜久津は屋上のフェンスに寄りかかり、煙草を取り出して火を付けた。
吐き出される煙が青空に溶けていく。
その様子を眺めていたら、なんだか急に自分が小さく感じられた。
そのまま、どれくらい時間が経ったのだろうか。
グラウンドからはいろんな部活の音がして、校舎からは吹奏楽部の楽器の音が聞こえてきて、
でも俺と亜久津はお互い何も喋らないまま、ぼんやりとしているだけ。
「……何、してるんだろうな」
思わず口をついて出た言葉に自分でも驚く。
そっと亜久津を見ると、特に反応もなく煙草をふかし続けていた。
ここでぼーっとしていても、気持ちが晴れるわけではない。
むしろ今すぐコートに行って、ボールを追いかけていた方がずっといい。
俺は、負けたのだから。
だけど、そうわかってはいても、身体は動かなくて。
昨日の試合が、よみがえるばかりだった。
「亜久津ー」
「……んあ?」
そう声をかけると、ゆっくりと返事をしてくる亜久津。
やっぱりこいつはなんだかんだでいい奴だよな、と心の中で笑いながら、言葉を続ける。
「どうしたら、変われると思う?」
自分のテニスを変えると。
あの関東大会後、決意をした。
もう負けないために、強くなるために。
だけど、なかなかうまくいかない。
そりゃ簡単にいくわけないとはわかっていたけど、
いい加減、焦る。そろそろ全国大会が始まってしまう。
「……はっ、そんなことで悩んでんのかよ」
「ちょっと、それは酷くない?」
「そんなもんテメェで考えることだろ。俺に訊くなんてどうかしてんじゃねえの」
「……やっぱ、そうなのかなあ」
「大体、どうしたらいいかなんて自分でもわかってんじゃねえのか?」
…………。
珍しく目を合わせてくる亜久津の言葉をかみしめる。
「たかが練習試合で一回負けたくらいで何だ、バカじゃねえの」
「……勝てると、思ったんだよ」
「じゃあもっと強くなればいいんじゃねえの」
反論の仕様がない正論に、苦笑することしかできない。
強くなるにはどうしたらいいか、悩んでたんだけどな。
言いたいことだけ言って呑気に新しい煙草を取り出す姿を見ていたら、脱力してきた。
ほんとに、何やってるんだろう、俺。
「千石!お前ここにいたのか!!」
「……あ、南」
「あ、じゃないだろ!部活だよ部活、さっさと来いよな」
そのときいきなり開いたドアからやってきたのは、紛れもないテニス部部長の南で。
うーん、このタイミングはラッキーなのかアンラッキーなのか……
なんとも言えない表情をしていたら、何かを感じたのだろう。
「負けたのが悔しかったなら、もっと強くなればいいんだよ、千石」
「俺らは、アンラッキーって言葉が本音じゃないって知ってる。
お前が何も感じてないわけじゃないってわかってるから」
だからさっさと来いよ、と言って屋上を出ていく南を。
咄嗟のことで呼びとめることさえ、出来なかった。
……なに、今の。
南は、何を言った?
「面倒な奴だな、お前」
「……亜久津に言われたくないよ」
「あいつもお人好しだよな」
「ほんとにね。でもそれが南のいいところだ」
どうやら俺の周りには、意外とお節介な奴らが多いらしい。
まあそれもそうか、いつも好き勝手やらせてもらえてるのもあいつらだからなんだよな。
「んじゃ、俺部活に行くから」
空を見上げたらやっぱり青くて、テニスがしたくなってきた。
「ねえ亜久津、やっぱりテニス部に戻る気は」
「ない」
「だよね」
「さっさと行けよ」
「うん、じゃあまた明日」
もうここに逃げることがないといいな、と思いながら
俺はテニスコートに行くために屋上を出た。
*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
やばい今すぐ穴にもぐりたい。
とりあえずあれだ、エセ千石とエセ亜久津を書きたかっただけなんだ。←
でも南はこんな感じだと思う。wwwwww
山吹の仲良しな感じがすきです。
千石っていうなんか超目立つ奴も受け入れられる懐の広さがすてきです。
一生懸命、あがく千石であってほしい。
そんな簡単に、強い人間になれるわけないから。
テニスの技術という面でも、精神的な意味でも。
だからこそ、その努力をちゃんと理解している周りの人間であってほしい。
亜久津がこんなに優しいかは疑問だけど、
こんな中二病ちっくな青春の一ページがあってもいいんじゃないかな、って
思うのです。
青空にオレンジ頭は映えるに違いない。
大好きな千石清純へ。
これからもずっとずっと、魅力的なキャラであってほしいという願いを込めて。
ありったけの愛と共に。
Dear.Kiyosumi Sengoku
Happy Happy Birthday!!!!!!!!!
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