忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

殺し屋……



木手は最高の悪役である。



……ということを言うためだけに、語ります。



木手永四郎誕生日企画。
―いつから木手ファンになったよ、自分。―








えー。
まじで、木手は最高の悪役だと思っています。本気で。

彼ほどのヒールはいない。テニスの中では。


まず、跡部や幸村を悪役だなんて言わせない。←
鬼さんは気づけば今やもう完全に仲間だし。


それに比べて木手は!
最初に出てきたときからずっと嫌な奴!
主人公(校)の敵!ひたすら!!
その徹底ぶりったら。本当に木手サイアクーって感じ。え
なんたてって、異名が「殺し屋」だもんね。だめだよね。犯罪者じゃねえか。



私も、はじめは嫌な奴だなー性格悪いなーとか思っていた。確かに。
だけど、彼は彼の信念に従って行動してるだけなんだ、って。
気づいたとき、ただの「嫌な奴」に見えなくなった。


他の学校の部長たちと何も変わらない。
部員全員の想いを一人で背負って、
勝たなきゃ、勝たなきゃ、っていう気持ちばかりが先に行ってしまって。
それがあまりに大きかった為に、暴力的なテニスをも許してしまった。
理不尽な顧問に負けないため。沖縄の誇りのため。

全ては勝利のため。





……あれ?

なんだか、どこかで聞いたことあるような……?←



そう。



・ ・ ・ 立 海 と 比 嘉 っ て 似 て い る と 思 う ん だ よ ね 。 爆



抱えているものが、木手と幸村ではとても似てる。
勝利への執着心。部員への想いとその重さ。自負。
そして、その全てを抱えさせる、環境。


やってるテニスも似たようなものじゃない?wwww
立海だって、幸村の五感を奪うテニスを筆頭に、
赤也のデビル化も仁王のペテンもそうとう酷いものだと思うんだよね(爆)


なのになんで立海は良い奴らみたいなことになってるのー?!






***



木手のWikiを見てみると。




学年:3年(部長) 利き腕:左 プレイスタイル:オールラウンダー
比嘉中の3年生で、テニス部の部長。毎朝1時間20分かけてセットする髪型と、
オシャレなメガネが特徴のクールな風貌をしている。
勝利の為には手段を選ばない非情なプレイスタイルで、「殺し屋」の異名を持つ。
沖縄武術の天才児を集め、今の比嘉中テニス部を作った。
片足でも両足と変わらない生活が出来るほどの卓越したバランス感覚を持ち、
普通は横移動しか出来ない縮地法を全方向に対して行うことが出来る。
口癖は「ゴーヤ喰わすよ」。自身の必殺技でもある「ビッグバン」を田仁志に教えた。
アニメ版では「飯匙倩(ハブ)」をも平古場以上に完璧に使いこなす。
六角戦には出なかったが青学戦のS1で手塚と対戦。
序盤は押していたが、「百錬自得の極み」を使われた後は全く敵わず逆転負けを喫した。
『新-』での脱落タイブレークマッチでは甲斐と対戦予定であったが、甲斐を威圧し不戦勝となる。



……はじめの髪型とかメガネとか、最後の新での甲斐くんとの話なんかから
もう完全にネタキャラ化してきてることがわかると思うのだけど(笑)


でも、彼は本当はすごく賢くて責任感が強くて
テニスにまじめな、一生懸命な人だと思うのです。



比嘉の練習って、実ははんぱなさすぎる。
休みなく毎日よくわからない←練習が入ってるし(40.5巻より)
合宿では文字通りの地獄が待ってる。
監督は理不尽なことばかり要求してくるし
沖縄武術に長けているからといって、あまりにも耐えがたい辛いことが多すぎると思うんだ、
部員の人たちにとっては。

だけどそれでも、一緒に耐えて耐えて強くなって
全国大会出場という悲願を達成させられた。
それは、木手という存在がいたからこそだと思う。


「沖縄の力を全国に示す」。

野心のようなその強い熱い想い。
はじめは木手が、そして最後にはレギュラー全員が。
同じ想いを共有し、それを原動力にして戦ってきた。


なぜ戦うのか。

その問いに木手がわかりやすく答えを提示したからこそ。
木手のことを信頼し、部員同士の団結力が強くなった。



「きっと俺達の時代が来る」。

木手自身も、そう信じるしかなかったんじゃないかな。
沖縄というある意味で隔離された土地に生きる誇りある人間として。


ベンチから冷静に的確に、非情な指示を出す姿も、
どんなテニスも勝利のためなら厭わないその勝利至上主義も。
沖縄の力を認めてほしいからだったと考えたら。
ただ勝ちたいだけではなく、自分たちの存在を認めさせるためだったと思ったら。

本当に頑張っていたんだよなあ、って改めて感じずにはいられない。







最近、というかだんだん、比嘉がすごく好きになってきてる。


この学校って、わかりやすい「敵役」を与えられて登場して、
すごく汚いテニスをして嫌われて、
ちゃんと試合中にみんな心入れ替えてるはずなのにそのイメージが定着していて、
ちょっと切なかったりもして。

だけど、こうしてキャラが立って人気校の一つになったのは
(だって実際六角とかよりも全然人気だよね)
なんでなのかな、って考えたら。


正しい「敵」の姿だったからなんじゃないかなって。
しかも、たしけはちゃんと彼らの奥にあるものを描くことも忘れなかった。



青学にとって、リョーマたちにとって、ライバルはたくさんいた。
少し違う描かれ方をしたら、完全に「敵」になってしまうであろうキャラもいた。
亜久津や赤也、そして氷帝学園。
でも結局はリョーマや他の青学キャラに絆されて(って言い方は変だけど)
お互い認め合う、的な平和な関係へとシフトしていった。
そもそも、初めから敵対していたわけではなく、
ただライバルとしてぎすぎすしていただけだった。

だけど木手をはじめとする比嘉は、違う。
初めから「敵意」剥き出し。
どんなテニスをしてでも勝たなきゃいけないっていう
スポーツマンシップの欠片もない姿勢。

ちょっと、異質だった。




だけどちゃんとわけがあって。
それは決して自分勝手なものではないからこそ
納得すべき事情なのかは微妙かもしれないけど。

少なくとも私は、そんな比嘉の必死な想いは理解したいって、
そしてこの先、もっと余裕をもって正々堂々と試合に挑めるようになるといいな、
そうなったときの彼らのテニスはきっともっと魅力があって強いんじゃないかな、
って思うんだよね。







はじめはあまり好きではなかったけれど、
ちょっとずつ「普通の」中学生のような言動を目にしたり
比嘉の仲間をいじったりするギャグ的な面を目にしたり
そんな中で比嘉の絆っていうのを見つけたりしていくと。

ああ、木手ってかっこいいんだな、って。



ちょっと思ったりするんですよ!






とにもかくにも。
殺し屋と呼ばれるようなテニスをするくせに
熱くてただ勝利のために全てを投げ出せる、
そんな木手永四郎の誕生日を祝って。





Dear.Eishiroh Kite

 Happy Happy Birthday!!!!!!!!!

拍手

PR

この記事にコメントする

お名前
タイトル
メール
URL
コメント
絵文字
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
パスワード

この記事へのトラックバック

この記事にトラックバックする

カレンダー

06 2025/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

フリーエリア

最新コメント

[08/24 アルハ*]
[04/02 アルハ*]

最新トラックバック

プロフィール

HN:
HP:
性別:
女性
自己紹介:
さいです。
twitterやってます。小ネタはそちらにて。

とっても新鮮な女の子です
間違っても賞味期限は切れません

main...tns
sub....WJ
hkok

バーコード

ブログ内検索

P R

カウンター