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ひっそりとジロ誕



5月5日、こどもの日。
芥川慈郎くんの誕生日を祝って。



ジロー考察。







◇ジロちゃんは白か黒か(性格的に)

結論:どっちでもいい。どちらにしても天使であることに変わりはない

あの天使の笑みや言葉遣い、テニスへの気持ちが全て計算であるとは思わない。
ただ、跡部はじめレギュラー陣みんなが何だかんだで自分に甘いこと、
だから自分はただ好きなように寝てテニス楽しんでも誰も本気では怒らないこと、
そのくらいはわかってて、だからみんなに甘えてマイペースやっててもいいかな。


◇かつての氷帝でのジローの役割=中継係

かつてとは、宍戸が橘に負け、レギュラー復帰し、関東で青学に負け、全国大会が終わる前。
氷帝R陣はお互いに「仲良し」であったはずがないという予想から、
宍戸と跡部、もしくは岳人と跡部のような、とても微妙な関係を繋いでいたのが
他でもないジローだったんじゃないかなって思う。
会話しないとか仲が悪いとかそんなのじゃないけれど、
宍戸はやっぱり跡部が少し気に入らなくてつまらなくてって感じだったろうし、
岳人はどちらかというと畏怖感のようなものを抱いていてもおかしくないし、
跡部はそれを感じとってうまく距離をとっていたような気がする。
そんな彼らの間をうまく行き来して空気を保っていたのが、ジローだろうという考え。
なんていうか、それだけの自然な癒し能力的なものを持っているような気がする。
もう天性のものというか、ジローが持って生まれたものなんだけど。
つまり、だから天使だという結論に至るわけだけれど。


◇ジロちゃんの成長

そんなジローは果たして、いつまで「楽しければいい」テニスを続けるのか。
去年のジロ誕でも語ったけれど、ジローがこれからもっと強くなるためには
憧れと言うブン太や、跡部たち氷帝の仲間たちに嫉妬し、追いつきたい追い抜きたいというライバル心を
抱く必要があると思うし、抱いてほしいと思うのです。
強くなりたい、と願うだけで彼はきっと一気に強くなれる。
ポテンシャルの高さは明らかだし、氷帝にとってもじろのステップアップは必須。


◇と、いうわけで妄想してみた

中3の夏の大会で、不二という「すっげー!」技を使う奴と試合をして感激し、
まさかの関東大会敗退、しかし全国に特別に出れることが決まって。
喜びもつかの間、リベンジとなる青学戦に出場できなかったジロー。
そこで見たのは、今まで知らなかった仲間たちの一面ばかり。
こんなわくわくするテニスする奴らだったっけ、と氷帝のみんなに対する印象もきっと変わった。
昔から知ってるはずの宍戸も岳人もずっとかっこよく輝いて見えたりして、
日吉や長太郎、樺地なんかのいつも迷惑かけてる後輩たちの立派な姿に驚いたりして、
今まで見たことのなかった忍足や跡部のテニスへの想いに衝撃を受けたりして。
自分はどうしてあの場にいないのか、ぼんやりと考えたりしたんじゃないかな。

そして時は流れて、まあいつ頃でもいいんだけど、
そういう忸怩たる気持ちをまだ消化できないでいた頃、近くで立海の練習試合かなんかがあって。
どうしても丸井くんのテニスが見たい、そうすれば何か変わるかも、なんて思っちゃって
黙って練習を抜け出して見に行くジロー。
もちろん跡部にはそんなこともお見通しなんだけど、見通されてることに気づかないジロちゃんは
無事立海の試合を見ることに成功する。

そのときに彼が見たブン太は、パワーアンクルなんかは少しつけてはいるけれど手加減しているわけではなく。
もう幾度となく見た華麗な技をやはりいつも通り決めまくっているんだけど、
このときは今までのようにただすごいと目を輝かせて感激して終わることがなかった。

かっこいい。
あんな風にすごいテニスがしたい。
追いつきたい。
同じレベルでテニスがしたい。
あのパワーアンクルを外させたい。
勝ちたい。
強くなりたい。

あのリョーマ戦での跡部の姿が脳裏に浮かびながら、湧きあがる感情はそんなものばかりで。
ああこれがあの日から考えていたことの答えなんだ、とようやく気付くジロちゃん。
待ってて丸井くん。俺絶対その場所まで行くから。
ブン太の試合が終わり、そう思ったときに仁王がやってくる。

「氷帝の芥川じゃなか。何しちょるん、偵察か?」
「んーん、ちょっと気になって見に来ただけだC」
「まあお前さんが偵察しに来るわけはないのう。ブン太に会いに来たんじゃろ?呼んできてやる」
「あー…ほんとはそのつもりだったんだけど、やっぱいいや」
「…ほう、珍しいの」
「……俺ね、丸井くんのテニスにめちゃめちゃ憧れてるんだC」
「知っとるぜよ」
「だけどね、それももうやめる」
「?」
「俺、丸井くんに追いつきたい。追いついて、勝ちたい。ボレーヤーとして、テニスプレーヤーとして」
だから今は会わないんだー!あ、でも丸井くんのことは大好きなのは変わらないC!それじゃまたねー!
そう叫んで走り出すジロー。
一瞬呆気にとられ、その後クックックッと笑い出す仁王。
遠いところで柳が興味深そうにデータをとってたりするといい。


◇そんなことがあって

ジロちゃんは強くなりたいという欲望を持ち練習をするようになる。
まあ実際はそんなに大きく生活が変わるとは思えないし、
それまで通り昼寝でサボったり朝練来なかったりで、気付かない人も多いだろうけれど、
R陣はその意識の違いになんとなく気付いているんだろうな。
跡部は立海で何を見て何を思って帰ってきたかまで想像ついてるんだろうな。まじ跡部ぱねえ。

ただ、どんどん強くなるジローだけど、それでも丸井くんとの差は大きいわけで。
一度ブン太にとことん負ける試合をするといい。
確かに強くなってるはずなのに、ブン太は遠い。あの憧れにまだ手が届かない。
「まじまじすっげー!うひょー!俺だって負けないC―!!」
「どうした芥川!そんなんじゃ俺にはあと10年勝てねえぜぃ?」
めげそうになるけれど、そこできっと初めて仲間に助けられる感覚を知るんじゃないかな。
楽しいテニスを捨てたくない、だけど勝てなかった、その葛藤を吹き飛ばす彼らに内心目を細め、
これが今の段階での差だけど、これくらいなら絶対にひっくり返してみせると
ブン太にライバル心を持つようになるといいな。


◇ところで、

そんなジロちゃんと周りの氷帝R陣について考えてみる。特に同い年5人組。

跡部は、ジローの実力を誰よりも買っている人だと思う。
実力だけじゃなく、テニスのプレイスタイルや、人間としても。
テニスが強い。それは氷帝のテニス部にとって何よりも大切なこと。
跡部自身そのことはこれっぽっちも疑いなく信じていて、実力がないと話にはならない。
だけど、素直に相手の技に感動して相手を尊敬できる心、何よりも本人が楽しいテニスをする姿勢、
そしてマイペースだけど不思議なくらい相手を見抜いていて、決して他人を悪く言わない性格。
どれもテニス部に、そして自分自身に必要な存在であることを理解している。
だからジローにはもっと強くなってほしいと思っているだろうし、
その為に何が足りなくて何を自分がすべきかも考えているのだろうと思う。
練習をしょっちゅうサボりやがって、とか探すこっちの身にもなりやがれ、とかの文句だけじゃなくて
寝てばっかりでお前成績は大丈夫なのかよ、なんて心配までしていたりして。
ジローの存在が、実力至上主義のテニス部の中に漂う不安定な人間関係を保ってくれているからこそ
どうしても多少はジローに対して甘くなっちゃう跡部なんじゃないかな。
あと心のどこかで、弟のように思っているといい。じろのが年上だけど。

忍足は、出会ったころから食えない奴、くらいに考えて距離とってたりして。
寝てるか楽しそうにテニスするかしかしてない奴とか、忍足とかはまじで警戒しそう(笑)
でもそのうち、こいつは本当にただテニスが楽しいだけなんだなって気付いて、
いろんなことを無意識のうちに考えて思いっきりテニスをすることがいつの間にか出来なくなってた忍足は
そんなジローをひそかに憧れ、でも負けたくなくて、
だから普段は飄々として世話の焼ける奴やなあ、なんて呆れながら面倒みて、
だけど試合は出来るだけ避けてたりするといいなあ。

宍戸からしたらジローは世話の焼ける幼なじみで、
なんでそんなにマイペースに生きられるのか不思議で仕方ないながらも
それがジローの良さなんだってちゃんと理解していて、
ロクに練習に来ないで寝てばっかりなのになぜか強いし毒気抜かれるテニスするしで
そういうの全部ひっくるめて「世話の焼ける」奴なんじゃないかなあ。
だけど、跡部がジローに甘いっていうことをもちろん感じていて、
それはジローのことをよく知ってる宍戸だから理解はできるんだけど
でもなんだかつまらなく思ったりしてしまうのも事実で。
相変わらず自分には横柄でとにかく偉そうに接してくる(ようにしか感じられない)から
どうしても跡部とは喧嘩腰になることが多くて、
そんなときにダシに使ったり盾に使ったりと勝手にジローのこと利用してたりして(笑)

岳人にとってジローはライバル、なのかな。友人でありライバル、っていう感じは誰よりも強いかも。
たまに一緒にイタズラしたり授業サボったりできる、良い友達。
だけどテニスではやっぱり負けたくない相手。
マジックボレーも意外と岳人には効かないような気がするんだよなあ。勝てないだろうけど。
でも忍足と違って岳人はジローと試合するの好きそう。純粋な二人。可愛い。
忍足に「なんで侑士はジローと試合したがらねえんだよ?あいつのテニスおもしろいのに」とか言ってたり。
ジローが何考えてるのかはよくわからないけど、別にこいつはこいつだから良いか、ってくらい軽く考えられて
だから世話するとか面倒見るとかそういう感覚はきっと皆無。
ただ、跡部にちょっとビビってるときはジローが無敵に思えて助けを求めてたりすると超絶に可愛い。


そんなジロちゃんは彼らのことをどう捉えているのか。

跡部のこと、すごい奴とか思ってるのかな。もちろん、いろんな意味で。
テニスの実力はきっとジロの心を掴んで離さないだろうし、
それだけじゃなくて部長としてたくさん頑張ってる姿もちゃんと見ていそう。
どれだけ怒っても見捨てずに絶対自分のことを探してくれるし、
それを尊敬と呼ぶかどうかとかはたぶん何も考えてない(笑)と思うけど
きっとじろちゃんって、例えば不二とかと会って話す機会があったりしたら
初めは「不二のテニスすっげーよな!」とかでテンション高かったはずなのに
気付かないうちに「跡部がさ、」って目をキラキラさせて跡部の話ばっかりしてる気がする。
要するに跡部が大好きなのか、信頼してるのか何なのか。大好きなんだろうな。優しいし。

忍足のことは、もっと仲良くなりたいんだけどなーとかぼんやり考えてるくらいでいい。
中学のまだお互いに子どもな部分が多い彼らであの環境だと、実際仲良くなりはしないでしょ。
忍足が表面的にみんなと一緒に面倒見て、ジロは甘えて、でもお互いにお互いのこと理解するには
まだ時間がかかる中学生の彼らでいいんじゃないかな。
でもきっと、この二人はすごく良いコンビだと思うのです。嫌いじゃない。

宍戸はジロにとって、口うるさいけど良い奴。って感じ。
いつもいつもいろんなことを言ってくるから思わず「うるさいなー宍戸」とか言ってるけど
でもなんだかんだで優しいことも知ってるし、誰よりもテニスに真剣なことも知ってるし、
自分がどんなに怠けていても、宍戸が構ってくれるという自信があるから自分の好きなようにやってられる。
そのことに気づいたのは結構最近なんだろうけど、無意識にそのくらい信頼してる相手だったらいいな。
だからきっと、跡部と喧嘩ばっかりしてるのもなんとなくわかるんじゃないかなー。
性格がある面で似てることにもちゃんと気付いていそう。
あいつらむずかしいなーなんて笑ってるんじゃないかな。じろちゃんはそれでいいよ!

んで岳人は、純粋な仲良しさんって感じかなあ。
岳人のムーンサルトとか大好きそう。
跡部、忍足、宍戸は自分の面倒を見てくれてるっていう感じでどうしても兄貴的な印象が強い中で、
岳人だけは自分と同じテンポでなんでもやれちゃう友達なんじゃないかな。
たまにボヤいたりはするけど基本的に跡部や宍戸みたいに自分に対して怒ったりしないし
むしろ自分よりも怒られてたりもするから(笑)
岳人といると楽しいなあって思ってたらいいな。

幼なじみだからどうとかっていうのはあんまりなさそうだけど、
今更何かを言わなくても性格とかわかってくれてる幼なじみの2人がいるから
おもしろいテニス部っていう居場所を知れたんだってことを何となく感じてたりしたら十分かな。


◇ジロちゃんまじ天使

むむむ…そうして考えてみると、芥川慈郎っていう人の考察がどうも難しいのは
いろんなジローが想像出来て、どれもありそうだからこそどれもなさそうに感じてしまうからで。
だけど何にせよ変わらないのは、ジロちゃんがまじで天使だということ!

可愛くて、テニスが大好きで、自分の周りにいる人たちが大好きで、
意外といろんなこと考えていて、環境を大切にしていて。
善悪をちゃんと理解していて、マイペースでどこまでも周りに甘えているのはみんながそれを許してくれているから。
あくまでもそのスタンスがあるからこそ、みんなに何だかんだで可愛がられているじろちゃんが
ただただ天使にしか思えないのです!

まじジロちゃん可愛いジロちゃん天使やばい。



はぴばー!!!!!!!!!!!

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