secret time
心の奥が悲鳴をあげた
身体中が泣いていた
ひよしわかしたんじょうびおめでとう!
日吉はツンデレ。
まあよく言われることだし、その通りではあるんだろうと思う。
でもなんというか、財前みたいな、
「うわーっお前ほんっとかわいいなーっ!」ってキュンとするツンデレではないよね(爆)
それはたぶん、「下剋上」が何よりもまずあるからだろう。
と、いうことで日吉若くんのBD記念考察。
どこまでも冷静で、つまり冷めている。
先輩だろうと同い年だろうと呆れもバカにもするし、そこには最低限の礼儀しか存在しない。
誰を尊敬するとか、誰かについていくとか、そういう目で周りを見ていない。
でも、嫌っているわけではない。
素直に相手の実力を認められるからこそ、日吉は勝つことを求める。
ただ、強くなれればいい。勝てればいい。
……リョーマに負けるまでは、それしかなかったんじゃないかなあ。
ある意味単純で、ある意味氷帝というキャラにはとても合っていて、
要はいかにも氷帝学園テニス部員ですみたいな嫌味な性格。
改めて、敗北が与える影響ってとても大きいモノだと感じる。
これまでのBD考察でも何度か語ってきたけれど、
たとえば宍戸とか、千石とか、あと不二もそうだよね。他にもきっとたくさんいる。
日吉も、例外ではなくそうなんだと思う。
決して、過剰な程自分の実力に自信をもっていたわけではなかったはず。
長太郎に先にレギュラー入りされてるくらいだから。
新人戦でもたぶん赤也に負けてるし。
(良い試合をした、ってことは勝ったわけではない…よね?
あ、このときに赤也に負けたから準レギュになったのかな??全然わからないけど)
でも、それなりに自負はあったと思う。氷帝のレギュラーとしての誇り。
それだけの努力を彼はしていたはずだし、しかも相手は年下。
大丈夫、勝てる。監督も、先輩たちも、……跡部も、信頼して任せてくれている。
だけど、負けた。アッサリと。負けた。
全国決勝の幸村戦まで見届けた後ならわかる。
越前リョーマという1年生の実力は、とんでもない。
確かにこの時点ではもう実力差があっただろう。
でも、そんなのこのときはわかっていない。
日吉にとっては、ただの生意気な1年生でしかない。
衝撃だっただろう。全てが崩れるような感覚になったかもしれない。
ただの「負け」ではない。
日吉の負けは氷帝学園の負けであり、それは全国制覇への道が閉ざされたということ。
つまり、3年生の夏が終わったということ。
負けたことへの信じられなさ、悔しさ、悲しさ、だけじゃなくて。
申し訳なさ、不甲斐なさ、なんかも強く感じて、耐えきれなくなって、
―――泣いた。
あの涙は、コマとしては小さかったけれどすごく大切だと思っている。
負けず嫌いで、でもただ負けて悔しかったくらいで泣くような人ではないと思うから。
ああ、ちゃんとチームの負けを意識しているんだなって感じられた。
日吉もただの冷たい奴ではなかった。
控えの試合の重さと意味を理解して、それを責任として抱えようとしている。
そんな日吉の姿が描かれたからこそ、可愛くも見えるし嬉しくもなった。
あのシーンがあったから、日吉は人気キャラになったのだと思う。
日吉は、まっすぐな人間なんだろうなあと思う。
だからこそ、先輩たちを追いかけるのではなく追い越すことを目標としている。
「下剋上」と言う時点で自分で負けを認めてる、なんて昔リョーマが酷いことを言ってましたが
わたしは「下剋上」という言葉はそれほど悪い言葉だとは思っていない。
だって実力で劣っているのは事実なんだもの。
だけど、まず相手の実力を素直に認めて、評価して、
それでも努力を重ねて絶対いつか追い越してやる、っていう強い気持ち程
熱くてまっすぐでかっこ良いことはないんじゃないかな。
日吉は、そういう意味でその言葉ぴったりの人間だと思うのです。
彼はまあいろいろあるけど……そうだなあ。
妄想要素としてオイシイ←のはやっぱり、世代交代後、ですかね。
次期氷帝について、ここで少し妄想をしておくと。
部長は日吉、新設した副部長は長太郎、その他の補佐を樺地、っていう
まあありきたりというか特にぶっ飛んだ結果でもない感じに落ち着くと思われ。
でも、日吉はなかなか長太郎に頼ることができなかったりして
なんとなくぎくしゃくしちゃうんだろうな。
日吉は本当に、跡部を追いかけてきた。
私はOVA設定を取り入れていますので(笑)
跡部と忍足の試合を見て自分も!とテニス部に入ることを決めてから。
いつもいつも先頭に立っていた跡部を追いかけて、
絶対にいつか追い越してやると目標にしてきた。
その存在がいなくなって、その人がいた場所に自分が立つことになって、
戸惑ったり、比べたり、するのは仕方がないことだと思うんだ。
でもきっと、跡部はそれさえも見抜いた上で日吉を部長にしたんだろうなって。
優しくて人が良くて正義感の強い長太郎ではなく
一番信頼してて仕事は何でもできる樺地でもなく
意地っ張りで生意気でただ強くなって勝つことだけを求めてきた日吉を。
誰よりもまっすぐテニスと向き合ってきた日吉を。
たぶん、時間はかかるけれど。
跡部と自分を比べるばかりでは始まらないって気付いて。
その跡部が部長を任せてくれた意味を考えて。
あのリョーマ戦のときは果たせなかった自分の役目を今度こそ果たすためには
自分はどう動けばいいのかを見つめ始めたら。
日吉は部長として、跡部とは違った部を引っ張っていけるんだろうなあって。
足りないところは長太郎と樺地がきちんとカバーしてフォローして。
そうやって、また強い部活になっていくんじゃないかな。
そう考えたら、わくわくする。
ちょっとまだ幼くて未熟で、でも冷静で大人っぽいところもあって、
生意気でムカつくけど、可愛かったりかっこよかったりもする日吉だから。
これからも、成長がすごく気になるんだよね。
応援したくなる。
もっともっと強くなっていくだろうから。
いつかまた今の先輩たちと試合をするときが楽しみ。
Dear.Wakashi Hiyoshi
Happy Happy Birthday!!!!!!!!!
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